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私たちと傘

昔、傘は高級品で、傘を修理する店もありました。壊れたら直して使い、大切にされていたのです。昭和30年頃では、傘に名前を縫いつけるのが当たり前なくらいだったのです。今では一人で何本も持っていたり、出先で安い傘を購入してそのまま捨ててしまったりしますが、良い傘を長く使うことがエコロジーの観点から見ても皆が意識してやるべきことなのではないでしょうか。


雨を楽しむ

雨が降っていると、湿気も多くてどうしても憂鬱になってしまいます。でも、覚えはありませんか? 幼い子供の頃、長靴に傘を差して水溜りを見つけては、はしゃいで入った記憶。幼い頃は、いつもの日常と違った雨降りという天気さえ、楽しんでいたような気がします。新しいカサを買ってもらうと、早く雨が降らないかと心待ちにし、気持ちがウキウキしたものです。大人になった今では、そう言う気持ちになることは難しいですが、雨で空気が澄んでいると気持ちがいいものです。都会の雑踏の中では中々難しいかもしれませんが、雨の公園などはいつもと違った顔を見せてくれるので心が休まります。水の滴り落ちる葉や、雨が落ちる池の水面を見ていると心が和みます。傘を差して散歩に出ると、新しい発見があるかもしれません。

美術の中の傘

有名なモネの『日傘をさす女』など、絵画の中にカサが描かれている物も多いです。古くは4000年前のエジプトで、壁画に傘が描かれているものも発見されています。気の遠くなるような昔から、傘は生活の中にあり、文明の発達と共に傘も発達していきました。一時は高級品となりましたが、私たちの生活の中ではなくてはならないものになっています。子供の頃から大人になるまで、カサを持ったことがない人などいないでしょう。絵に描かれるくらい傘は身近な物なのです。

撥水加工と防水加工

どちらも水をはじくということでは同じ意味ですが、傘の業界では違うそうです。傘を防水するということは、シリコンなどを使い、生地目をふさいでしまうことを言います。こうすることで、雨に濡れても生地目から水がしみてこないのです。防水スプレーというものが市販されていますが、これは軽く水をはじく程度のものですので、正しくは撥水スプレーと読んだ方がいいのかもしれません。撥水は単に水をはじくだけで、水を通さないというわけではありません。撥水加工も防水加工も、徐々にその機能が落ちてきます。傘を巻く時の摩擦によるものですので、力を入れて巻いていると、通常よりも早く効果がなくなってしまいます。カサを購入するときに、生地に向って息を吹きかけると防水されているか撥水なのかが分かります。息が裏まで通らないものが防水加工されているカサになります。

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