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和傘

とても風情のある和傘ですが、普段から和傘を使っている人はほとんどいないでしょう。日本に昔からある和傘ですが、これにも色々種類があります。和服にはとても似合うカサですが、インテリアとしても利用できますね。


番傘

番傘は和傘の中でも一般的で、丈夫でがっしりとした印象で、和服の男性によく似合う、大衆用の雨傘になります。カサの製作者が自分の判を押したから、また、旅館で貸しガサに番号をふったからこの呼び方になったとも言われています。大阪では、主従関係を見分けるために、お供の者が持つ番傘には黒い縁をつけていたそうです。京都公家のお供が持つカサは供傘と呼ばれ、閉じたカサに3本の線が入っているもので、一目で公家のお供の者だとわかるようになっていたそうです。どちらの場合も、主人は蛇の目傘よりも太目の金茶やこげ茶のカサを差していました。

蛇の目傘

カサを上から見たときに、蛇の目に似ている柄であることからこう呼ばれ始めましたが、現在では無地の物でも蛇の目傘と呼ばれるようです。しかし、蛇の目といったらやはり白抜きの輪のあるカサでしょう。童謡にも歌われているこのカサは、番傘とならんで江戸時代では一般的なカサでした。基本となる、赤や紺地に白い輪がとても映えて、粋でお洒落なカサとして使われていました。和傘の定番中の定番と言っても良いでしょう。

野天傘

茶道を外で行っているものを見たことがありませんか? この野点のときに使われる大きなカサが野天傘です。また、社寺や飲食店の装飾用、旅館や店先などに置かれていることが多いカサです。傘の軒の部分が内側に曲がっていて、妻折れ傘・爪折れ傘などとも呼ばれています。三尺の野天傘の場合、カサの直径は170cm、高さは210cmにもなる大きなカサです。地面に木の杭を打ちつけて、野天傘の柄を縛り付けて固定するのが一般的な使われ方です。コンクリートの地面や屋内で使用するときは、野天台を使用してカサを立てかけます。風が強い日は危険ですので屋外での使用は控えます。

和傘Q&A

ここでは和傘に関する疑問について、Q&A形式で答えていきましょう。自分で持つことがなくても、雑学として覚えておいても損はありませんね。

洋傘でいう『手元』が和傘にはありませんが、たたんだ状態のとき、どこを持てばいいのでしょう。

和傘の場合、頭を握って持つか、蛇の目や番傘の場合は、頭についている紐を持ちます。洋傘のようにもつと、カサが開いてしまいますので注意しましょう。

和傘は何年くらい使えますか?

竹、和紙、糸で作られている和傘は開いている状態のときは、とてももろいので扱いに注意が必要です。和傘は、防水加工のために油を引いてあります。年数がたって和紙が劣化し、油の硬化作用でパリパリに破れてくるようであれば、もう使うことができません。油の引いていないものはそれよりもかなり長持ちします。

和傘の手入れの方法を教えてください。

和傘をインテリアの一部として使う人もいるでしょう。購入したらそのままにせず、時々締輪をはずしてカサをゆるめ、風通しの良いところに吊るすようにしましょう。雨傘として使用した場合、乾いた布でしっかりと水分を取り、カサを開いて陰干しします。しっかりと乾いたら、ゆるく閉じたカサを風通しの良い場所に吊るしておきましょう。

和傘の修理は可能ですか?

結果から先に言いますと、ケースバイケースです。和傘の修理は、骨が折れていないことが大前提となります。和紙の張替えも骨と糸が切れていないことが条件になります。張替えの場合、和紙をはがす作業に手間がかかり、費用が高めになります。新しいカサを購入した方が安くつくケースの方が多いので、修理に出す前に一度相談してみるようにしましょう。

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